[世界の半分が嘲り笑う世界で]

世の中には歌が溢れてる。
歌。詩。唄。歌。
「いらない!
 歌はもういらない!!
 無駄に溢れたもの!!」

って
歌がありましたとさ。
「その・隻・眼も・見え・てるん・だろ?」
的な。
わからない人はスルーで。
お願いしマス的な。

つまりは歌っていうのは直接的過ぎるのです。
想像の余地がなさ過ぎるのです。
聴いているというより、聴かされている感じ。
歌詞もよっぽどアレじゃない限り、どれも似たようなものばかり。商業用の歌は特に。

「毎度の狂言に心動きゃしねぇ。」

所謂ウタモノで、名曲のホントに凄いのは歌じゃなくて、
音使いだと思う。
例えばフランス語やイタリア語の曲でも、いいものはいい。
極端な話、例えば歌のメロディー部分を全部ピアノ音に置き換えても、
名曲はそれだけで名曲だと思う。歌がなくても。
何かを想像させるメロディーをしている。
でもそこに歌をのせると、曲が直接的な意味をもつ。
楽器がメロディーやリズムを与えるならば、
歌は、意味を与える楽器。

だから必ずしもなくてもいいんじゃない?

歌は歌である前に音楽。

そんなギラギラと眼鏡を輝かせている人たちの、歌を否定する歌を聴いてこんなことを考えました。

でも
歌もたまにはいいかもね。


おしまい